子ども食堂でつながっている団体からのご紹介で、認定NPO法人Living in Peaceが実施する「移民・難民の子どものいのちを守る基金」を知りました。

認定NPO法人Living in Peaceは「機会の平等を通じた貧困削減」と「パートタイムでできる社会貢献活動のモデル作り」のふたつを実現するために活動を続けている団体です。
「移民・難民の子どもの命を守る基金」は、複数の都道府県で緊急事態宣言が再度発令されたことを受け、移民・難民として日本で生活する子育て世帯への現金給付支援を実施していいただくものです。

豊島区で暮らすミャンマー、トルコ、中国、ネパールの子育て家庭にヒアリングをして、WAKUWAKUから基金を申請して、イケサンパークや池袋第二区民ひろばに集まってもらい手渡ししました。

3月14日、イケサンパークでミャンマーにルーツがある家族の交流会。

3月21日には、池袋第二区民集会室にて、ネパールにルーツのある家族が集まりました。

交流会には、豊島区民社会福祉協議会コミュニティソーシャルワーカーにも来て貰い、保険料の減額や免除申請・給付制度・貸し付け制度などの丁寧な説明をしてもらいました。

基金があったおかげで「お話を聞かせてもらえませんか」と、私たちからのアウトリーチのきっかけを作ることが出来ました。
高校進学で制服代の用意に困っていた子、ユニフォーム代などがかかるので部活動をあきらめてと言われていた子など、コロナ禍で家計の厳しさが増している中、この基金のおかげでとても助かったご家庭がたくさんあったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

ここからまた、新たなコミュニティが生まれたらいいですね。