2020年5月から、外国にルーツを持つ子どもたちを対象とする居場所事業、「WAKUWAKU×ルーツ」(ワクワク・クロス・ルーツ)を始めました。

ZOOMによる開催中の様子

背景と目的

「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」では、外国にルーツを持つ子どもたちに多様な支援を行ってきました。日本語教室、「多言語進路ガイダンス」や「多文化子ども食堂」などです。こうした活動を進める中で、彼ら/彼女らが直面する社会的障壁の複雑性や、外国ルーツの子どもたちが他者とつながる「居場所」づくりの必要性を痛感することが多くありました。

本事業「WAKUWAKU×ルーツ」 では、従来のWAKUWAKUの活動では対応しきれなかった、外国ルーツの子どもたち特有の社会的不利・困難に焦点を当て、彼ら/彼女らが安心できる居場所をつくり、主体性を伸ばす機会を提供します。

活動内容

外国ルーツの子ども・若者の包括的な支援をしています。
「WAKUWAKU×ルーツ」の活動の目的は、彼ら/彼女らが他の参加者や支援者、外国ルーツの先輩たちとつながり、自分自身や社会について考えたり、行動を起こしたりするきっかけを作ることです。
子どもたちに寄り添い、子どもたち自身が各々のバックグラウンドを受け止めて自分の存在を肯定的に捉え、主体的に未来を構築していく過程を共にしたいと考えています。

8月のプログラム「進路相談会」の招待状

具体的には、外国にルーツを持つということや社会の様々な問題について考え、思いや考えを伝え合う活動をしています。また、教科学習や日本語運用能力の向上・進学等のためのサポートも行っています。

長期的には、「共生」社会の構築を目指しています。多様な文化・言語・アイデンティティのあり方が尊重され、外国ルーツの子ども/人々にとって障壁のない社会になるように、マジョリティの意識変革を促す発信をしていきます。

参加している子どもたち

豊島区に住む子どもを中心に、国籍、滞日年数や日本語のレベル、就学・不就学にかかわらず、外国ルーツの子どもたちを受け入れています。
現在の参加者は、小学校高学年から高校生(相当)です。

たくさんの子どもが参加。みんなでまずは自己紹介から。

5月のプログラム「みんなではなそう」の招待状

活動日と場所

毎週土曜日18:00〜19:30。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン会議ツール「Zoom」を用いて活動を行っています。

運営

運営を主に担っているスタッフは、大学院生です。
学生を中心としたボランティアが活動を支えています。特に、外国ルーツの学生が通訳として活躍しています。

また、「WAKUWAKU×ルーツ」は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会と協働して活動を行っています。
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンにも、多大なご支援をいただいております。

助成金

特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
『WVJ新型コロナウイルス対策子ども支援事業 子ども支援団体への活動助成金』
(期間:2020年7月1日〜9月30日)

問い合わせ先

「WAKUWAKU×ルーツ」へのお問い合わせはメールにてお願いいたします。
●「WAKUWAKU×ルーツ」専用メールアドレス:CwFR.ibasho523@gmail.com