WAKUWAKU入学応援給付金は、豊島区内で令和2年4月に入学・進学される子どもを持つ生活が苦しいご家庭を対象に、返済不要・成績不問の給付金お渡しすることで、経済的な不利益を感じることなく学ぶことを促進すると共に、その後の民間・公的を含めた継続的な支援へつなげるプロジェクトです。
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利用者の声②「見ず知らずの人が支援してくれるなんて信じられなかったが、嬉しいし、相談することが大事」(受け取ったB君の姉)

豊島区内で来年度入学・進学される子どもを持つ生活が苦しいご家庭を対象に、返済不要・成績不問の「WAKUWAKU入学応援給付金」をお渡しすることで継続的な支援へつなげる本プロジェクト。企業からのご支援で実施出来た2017年・2018年では、2年間で110世帯へ給付金支援を届け、新しくつながったご家庭の半数以上の家庭を継続支援につなげることが出来ました。

今回も、実際に利用された方の声をご紹介します。2018年に給付金を受け取った、海外にルーツを持つB君。今回はその姉に当時のご状況を伺いました。こちらの方も、B君が給付金を受け取ったことがきっけで繋がり、支援を受けています。

■B君の姉
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弟(B君)がWAKUWAKU応援給付金の申込書を持ち帰ってきたのがきっかけです。

私が日本語の読み書きの苦手な母に代わって給付金申請書を書き、家族全員で給付金の受け取りに来ました。

そのときに、WAKUWAKUのスタッフが何か困っていることはないかと聞いてくれました。私たちは、家の風呂釜が壊れて大家さんに話したけど、「自分たちで直せ」と逆に怒られたこと、母が病気がちで目いっぱい働けず、一部生活保護を受けていることを伝えました。

そこからWAKUWAKUと私のつながりが始まりました。

この日は、弟の給付金を受け取りに行ったのですが、専門学校に進学する私についても、スタッフは気にかけてくれました。私は世帯分離してアルバイト代で専門学校に進学することを伝えました。

母は病気がちでパントリーピックアップには参加できません。だから、食品を家に届けてもらっていて、来るたびにスタッフが母に「最近どう?」と毎回聞いてくれます。

今年になって、私が夕方から夜中までアルバイトをして、朝起きられず学校を遅刻して指導を受けたことをスタッフに相談したことがきっかけで、WAKUWAKUネットワークを応援している人から支援を受けたり、またキワニスクラブの奨学金にも申し込むことが出来て、まとまった額の奨学金を受け取れることが実現しました。

「学費のために働かなきゃ」という心の負担が減ったことと、親と学校以外に相談できる人ができてよかったと思います。

弟のWAKUWAKU応援給付金を一緒に受取に行かなければ、出会うこともなかった私のために、見ず知らずの人が支援をしてくれるなんてことがあるなんて信じられなかったが、嬉しいし、困った時には相談することが大事だということを感じました。

私の周りには、親と専門学校の先生、バイト先の人がいたが、その人たち以外の人に関わるこがありませんでした。今はWAKUWAKUの方や、企業に勤めている方と会話ができる機会ができました。

今は応援してくれる人の思いに応えたいと思います。

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WAKUWAKU入学応援給付金