モンブラン塾のお話

“モンブラン塾”の名前の意味をご存知ですか?

代表の栗林さんの“栗”から、かつての卒業生がつけたそうです。

子どもたちにどんなに“モンブラン塾”が必要とされ、愛され、大切にされてきたか、想像がつくと思います。

“モンブラン塾”は毎週木曜日、19時から栗林事務所をお借りして開かれています。

メンバーは小学3年生から高校2年生。

複雑な家庭の中で、とても苦労していたり、貧困! いじめ!など、たくさん悩んで傷ついて、悲しく辛い経験をしている子どもたちです。

しかし、“モンブラン塾”の子供たちは、皆さんもご存知の通り、今の現実に負けている子は1人もいません! 優しく子どもたち一人ひとりを見守ってくれる先生方。
栗林さんのパワフルパワーの伝染?!

それともお勉強の後のみんなで楽しくいただく愛情いっぱいのディナータイム効果でしょうか。

自分に向き合う素直さと勇気! 人に優しい真心!
強い強い正義の心も学んでいると私は確信しています。

娘は、3年前の小学校2年生のときにいじめにあい、不登校になりました。世間体ばかり気にする私。プラス貧困母子家庭の中で、私たち親子の関係は最悪状態になりました。私たちは、学校からも地域からも完全に孤立してしまい、辛い辛い日々が続きました。

大きなチャンスがおとずれます。

4月にとっても優しい山田じーじの“子ども食堂”から“モンブラン塾”につながることが出来ました。

そこで出会ったT君とMちゃんが私たちを大きく変えてくれたのです。2人は私生活のことを話してくれました。自分のことしか考えられなかった私と娘に、2人の言葉は「一人じゃないよ! 元気を出して! いっしょに乗り越えよう!」と勇気と希望を与えてくれたのです。

「私は一人じゃない!!」 娘はもちろん、私にとっても“モンブラン塾”は心地よい安心の居場所となったのです。

娘はMちゃんのことを「シンデレラ姫だ!」と言っています。

「今はとても大変だけど、あんなに優しいMちゃんは大人になったらシンデレラ姫になるよ! 必ずなるよ!」と。 私もこの“Mちゃんシンデレラ作戦”に参加しようと元気パワー全開です。
今まで、娘は学校やクラスのみんなに迷惑をかけているのでは? そんなことばかり考えていた自分がとても恥ずかしいです。

娘は、素晴らしい私の! 学校の! 地域の宝物! 自慢の我が子です。

娘のお蔭で、たくさんの人たちと出会うことができました。 娘のお蔭で、私が少し変わることができました。 私が強くたくましくなりました。 優しくなれました。

大切な娘と共に、これからは私たちらしく楽しく元気に生きていこうと思っています。

一人ひとりの大切さを教えてくれる モンブラン塾!
人とのつながり、絆を深めてくれる モンブラン塾!
もちろん、勉強もしっかり教えてくれる モンブラン塾!
自分を好きに、そして人も好きにしてくれる モンブラン塾!

気になる子につい声をかけたくなる優しいおせっかい心を育ててくれる“モンブラン塾”を私は大好きです。

そんな“モンブラン塾”のみんなにキリン福祉財団さんより夏休みプレゼントをいただきました。子どもたちが計画した式根島キャンプ探検。 「飛び出せ都会! 自然いっぱいの島へ!!」のご招待です。

かわいすぎるモンブラン家族で、ゆっくりのんびり思いっきり楽しんできます。 Mちゃんが栗林さんにこっそり聞いたそうです。 「あたし、パスポートないんだけど、式根島に行ける?」 「大丈夫!! 式根島は東京なんだよ!!」 Mちゃんも一緒に行けますように。願いをこめて。
おしまい。

―――――2013年7月15日  シンポジウムにて発表